• 出口朝子

発表すること

作品を発表することについて改めて考えた。絵を描くのは単純に好きで描き続けているというのが根本にはあるのだけれど、それと発表することはまた別の話だ。あまり目立ちたいタイプでもなく、よく発表しているなと自分で感心している。


それに自分でも何故こんな絵を描いているのかも本当のところ分からない。一応言葉で型に入れてはいるけれど。分からないことを分かるためにやっている。分からないから面白くもある。


見てくれたひとから言われることが自分の想像の域を超えていると感動する。見てくれる人がいてはじめて見える世界がある。

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詩になる言葉

谷川俊太郎さんが本の対談で詩になる言葉について述べられたことが興味深かった。 “詩として成立する言葉と成立しない言葉があり、詩にならない言葉というのは「うるさい」。「わたしが、わたしが」と言い立てる詩は、どんなに切実であっても、うるさい。逆に、言葉が詩人の「わたし」から離れて、自立している言葉というのは、言葉自身が静かで響きが良い。” 気のせいかもしれないけれどとても分かる気がする。絵を描いていて

 © 2019 Asako Deguchi

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